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PAU(PHS Access Unit)導入事例
解決したい問題点 ソリューション 導入効果 今後の展望
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サイカパーキング株式会社様 自転車を軸にした「新しい都市の姿」の構築に活用

サイカパーキング株式会社様(以下、サイカパーキング様)は創業以来30年以上に渡り、全国の幅広いエリアで駐輪場・駐車場の管理運営事業を展開されています。中核である駐輪場事業は、約700ヶ所・30万台以上の規模を持ち、昨今の“車離れ”やエコ志向の風潮とも相まってさらなる成長が見込まれています。
そしてこの度、NECマグナスの「PHS Access Unit」(以下PAU)を搭載した遠隔管理システムを、同社大阪支店エリア内22駅の駐輪場に導入されました。

解決したい問題点
電話回線の施設されてない場所にも機器を設置したい。
既存の機器に、容易に無線ソリューションを導入したい。
コストを抑制したい。
解決したい問題点 ソリューション 導入効果 今後の展望

人間(man)と機械(machine)の協調で幅広い利用者への細かな配慮を
サイカパーキング様では、以前は人手による作業が中心だった駐輪場管理に、機械を併用した「マン・マシーン」による管理の導入を5〜6年前から促進されています。同社大阪支店の岡田真毅課長は、機械管理導入のメリットについて次のように話しておられます。

大阪支店長 桑原 昭夫様
大阪支店長 桑原 昭夫様
「まずはデータと売り上げの管理が正確に出てくる点と、人間だけでは難しい24時間・365日の営業が可能になるというメリットがあります」。

それでは駐車場で一般的な100%機械管理にしては?という疑問が浮かびますが、そこには駐輪場独特の事情があるとのこと。また、同社の桑原昭夫大阪支店長は次のように話しておられます。
「自動車と自転車では、利用者の“層”が異なります。自動車の場合は、免許証を持っている方に限られますが、自転車の場合は子供さんからお年寄りまで幅広い方たちが対象です。無人にしてしまうと、精算の手順やラックへの置き方がわからないという事態がおこるため、巡回して使い方をお教えする必要があります」。

各駐輪場の機械は支店のサーバと結ばれ、売り上げデータや保守管理データの送信等の一元管理が可能となっています。そのシステムの通信インフラとして、PAUが活用されています。

大阪支店課長 岡田 真毅様
大阪支店課長 岡田 真毅様
大阪市では、市が掲げる政策の柱の一つに放置自転車・バイク問題が挙げられるなど、駅周辺の歩道上にはみ出した駐輪が深刻な問題となっており、収集された駐輪場の利用データは貴重な資料としても活用されているとのこと。PAUを通じて送受信された情報は、ゆくゆくは街づくり のデータとして利用される可能性もあります。
解決したい問題点 ソリューション 導入効果 今後の展望
導入効果
PAUによる無線化により、電話回線の配線工事が不要となった。
標準LANインタフェース搭載のPAUにより既存機器との親和性も良く、容易に導入できた。
配線工事が不要になり設置費用が安価に、また、テレメタリング料金により通信料金も安価になった。
駐輪場の物理的制約をPAUが解消
サイカパーキング様に納入されたシステムの開発には、交通信号や自動改札機など、広範囲の社会インフラで事業を展開される日本信号株式会社様(以下、日本信号様)があたられました。日本信号様へは弊社より駐輪システムの無線化を提案し、コストパフォーマンスと信頼性の面から導入を決定されたとのことです。同社情報システム営業部の田中由岐夫課長は、システムの特徴について次のように話しておられます。

日本信号株式会社 大阪支社 情報システム営業部課長 田中 由岐夫様
日本信号株式会社 大阪支社
情報システム営業部課長 田中 由岐夫様
「サイカパーキング様は駐輪場施設が非常に多く、それらをネットワークで繋げる事で、ラック一台一台の状態を把握したりトラブル時に遠隔操作でロックを開けるなどの保守管理、また売上データを吸い上げての集計や経営(収支)データの作成などを実現しています」。

導入にあたり、駐輪場独特の問題を解消する面でも、無線ソリューションであるPAUの長所が発揮されたとのことです。

「駐輪場の現場は、電話線が敷設されていないなど物理的な制約があるケースが多いため、その中でデータを収集し、確実に送信する信頼性の高い通信手段が必要となります。PAUの導入により電話回線を引く手間隙を省く事ができ、設置費用も安価になりました」。

今回PAUが導入された駐輪場は、基本的に有線の電話回線が使われていた既存の精算機がベースになっているそうです。PAU組み込みの開発作業はスムーズに進行したのでしょうか?

「PAUを設置し、サーバ側の親機に電話番号を登録すればすぐ使用可能となるので、導入はスムーズに行えました」。

駐輪場分野への導入において、一定の成果を上げる事のできたPAU。今後も継続してご使用頂くにあたり、機能拡張などへのご要望も伺いました。

「現在、お客様からの音声によるコールを別のシステムを利用して受付けていますが、それらをPAUに置き換えができればイニシャルコストやランニングコストの面でメリットがあると思います」。

自動料金精算機
自動料金精算機
PAU-702LNK
PAU


<駐輪場管理システム>
駐輪場管理システム
解決したい問題点 ソリューション 導入効果 今後の展望

「レンタサイクル」分野への展望
サイカパーキング様では、今後の事業展開の大きな目玉の一つとして「レンタサイクル」を掲げています。

レンタサイクルとは、街中のポートに置かれた共用の自転車を登録者が利用し、目的地近くのポートに乗り捨てる事ができるというシステム。放置自転車や、交通機関によるCO2排出を抑制する手段として大きく注目を集めています。サイカパーキング様では、レンタサイクルが本格運用されているフランス・パリの視察を行い、行政にも働きかけるなど、日本におけるレンタサイクルの普及を積極的に推進されています。

パリでの事例を見ると、利用登録は銀行口座のIDをベースとし、街中に約500m間隔で多数のポートが設けられているとのこと。当然、各ポートは駐輪場と同様のネットワークによる集中的な管理が必要となります。

スペース・工事期間共に制約のある都市部でのポート設置において、回線工事が不要で容易に運用が開始できるPAUは、まさに理想的なソリューションであり、活躍の場も今後ますます広がると予測されます。

環境負荷の少ない、理想的な都市計画において重要なファクターとなる自転車。その利用において、様々な場面で人間(man)と機械(machine)の共存を促すためのシステムとして、PAUにもキープレーヤーとしての期待が寄せられています。

弊社営業担当からのコメント

駐輪場運営をサイカパーキング様に委託しているオーナー様が利用率を把握するためにアクセスすることもあり、「いつでも」「どこでも」「確実に」利用状況をモニタリングできる「見える化」の実現が求められます。
24時間・365日の稼動を前提としたPAUの導入をいただくことで、信頼性の高い通信システムの構築に貢献できたように思います。また、PHSキャリアのウィルコムさんにも柔軟な対応を行っていただいており、今後もお客様満足度向上のために協業しながら良いソリューションを提案していきたいと思います。
サイカパーキング株式会社 様

当社は、自転車駐車場管理運営の専門会社として30年の歴史と実績を誇る日本のNo.1会社です。
このたび、当社は平成19年10月1日より、社名「再開発振興株式会社」を「サイカパーキング株式会社」に変更いたしました。
当社では、国、自治体、公益法人はもとより、民間デベロッパーの自転車駐車場及び自動車駐車場の企画、コンサルタント、建設、管理運営、維持管理のトータル・プロデューサーとしての業務をお引き受けしております。
 
所在地: 【本社】〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町1-11-1
  【大阪支店】〒530-0004 大阪府大阪市北区堂島浜2-1-8 古河浜通ビル東館3階
URL:http://www.cyca.co.jp/
事業内容:駐輪場・駐車場管理業


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