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株式会社ジャパンケアサービス様(以下、ジャパンケアサービス様)は、東日本を中心に約600ヵ所の事業所を設け、地域に密着したさまざまな高齢者介護サービス事業を展開されています。中でも、業界に先駆けて実現した『夜間対応型訪問介護』は、これからの在宅介護のあるべき姿を示すサービスとして、大きな注目を集めています。同サービスは、夜間、利用者が必要な時にいつでも介護スタッフを呼ぶことができるというもので、利用者と介護スタッフをつなぐ通信手段に弊社のケアコールシステムが採用されています。
株式会社ジャパンケアサービス
取締役 システム販売部 部長
瀬戸口信也様
ジャパンケアサービス様は1990年の設立以来、高齢者の在宅介護の充実を訴え、各種介護施設と同水準のサービスを自宅においても実現することを目標に取り組みを推進してきました。
その中で生まれたのが『夜間対応型訪問介護』。従来の訪問介護サービスのように決められた時間帯に介護スタッフが訪問するだけでなく、必要な時にオンコールで介護スタッフが駆けつけるというサービスです。
同サービスが実現に至るまでには介護保険制度の改定などさまざまな障壁があったものの、ジャパンケアサービス様の尽力と熱心な働きかけにより、同サービスが厚生労働省の先進モデル事業に認定され、2004年に東京・世田谷区で夜間対応型訪問介護サービスはスタート。さらに2006年4月からは介護保険が適用されることになりました。
ジャパンケアサービス様では、2009年12月現在、32の市区町村で同サービスを実施しており、利用者は合計で約1,800名にのぼっています。
■夜間対応型訪問介護のサービス概要
対象:要介護1以上の人
サービス提供時間:22:00〜翌7:00
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利用者の自宅に、専用のケアコール端末を設置。また同時に、利用者の首から下げたり、トイレ等に備えておくためのペンダント型の通報機も配付。
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夜間、何かあった時、利用者はペンダントのボタンを押すだけで、すぐにオペレーションセンターにアクセス。マイクとスピーカーを内蔵したケアコール端末で、オペレーターとハンズフリーで会話が可能。
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利用者からのコールは、介護スタッフでもある経験豊富なオペレーターが対応。あらかじめ登録してある利用者情報をもとに会話をする中で、介護スタッフが駆けつけるべきかどうかを判断。緊急時には医療機関や家族に連絡。
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オペレーターの判断により、介護スタッフが利用者の自宅に駆けつけ、介護サービスを実施。
ペンダント
オペレーションセンター
ナイトケアパトロール
夜間対応型訪問介護サービスを実施するにあたり、利用者と介護スタッフをつなぐケアコールシステムは必要不可欠なもの。サービス開始当初は他社のシステムをご利用でしたが、サービスを実施すると実情にそぐわない問題点が出てきたため、弊社にシステム全体の見直しのご依頼をいただきました。
そこで、実際の現場で活動されている介護スタッフの皆様にヒアリングを行いながら、新たなケアコールシステムを構築していきました。
1.PAU内蔵のケアコール端末を開発。
PAU-ER52緊急通報装置
利用者の自宅に設置するケアコール端末については、無線化と通話音質の向上が求められました。そこで、弊社のPHSユニット「PAU」を本体機器に組み込み、小型でシンプルな端末を開発。PHS網によるワイヤレス通信が可能なため、固定回線を使用する機器と異なり、配線工事や電話の切替え等の手間もありません。利用者からは「ボタンを押して、あとは話すだけなので簡単」「以前のタイプに比べ、設置場所を選ばない」と好評をいただいています。
2.ミニコールセンターともいえるCTIシステムを構築。
一方、コールを受け付ける側には、PCで作業中に利用者から着信があった場合、手動で画面を切り替えなければならず、対応に時間がかかるという問題がありました。利用者にとっては1秒でも速く対応してほしいもの。そこで、弊社のPBX「APEX3600i」を中核とした本格的なCTIシステムを構築。コール着信と同時に利用者名がPC画面上にポップアップされ、受話器を取ると、利用者の属性情報画面が自動的に起ち上がるようにしました。また、属性情報画面のカスタマイズも行い、利用者の身体状態、想定されるケア内容、自宅への入室方法、家族や主治医の連絡先などといった緊急時に必要性の高い情報を第一画面に集約し、オペレーターの迅速かつ適切な対応をサポートしています。また、万一の場合には、登録してある医療機関や家族へワンクリックで瞬時に通報できる機能も付加しました。
3.アセスメント情報の集約と共有を実現。
サービス契約時にヒアリングした利用者の属性情報のほか、訪問履歴やコール履歴などを随時システムに入力していくことで、つねに利用者の現在の状態を把握でき、どのオペレーターがコールを受けても適切な判断ができるようにしています。また、システムへの入力により、以前は紙ベースで行っていた報告書類等が減り、スタッフの皆様の事務手続きにかかる負担も軽減されました。
さらに2007年には、一部エリアでCTIシステムをネットワーク化。オペレーション機能を持たないエリアの利用者情報を他拠点で管理できるようにしたことで、サービス実施エリアの拡大を実現しています。
<システム図>
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コールに対して迅速かつ適切な対応がしやすくなり、利用者の安心につながっている。
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利用者情報の共有により、全てのスタッフで同様の対応が可能となった。
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スタッフの事務作業にかかる負担が軽減された。
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ケアコール端末の無線化・小型化により、設置の自由度が高まった。
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通話音質の向上と簡単な操作性で、高齢者でも使いやすい端末となった。
現在、夜間対応型訪問介護と同様のサービスが行われているエリアは、ジャパンケアサービス様が実施している32地域を含めて、全国でまだ130地域に過ぎません。こうしたサービスをさらに広め、介護を必要とされる高齢者が自宅でも安心して暮らせる環境を実現するために、ジャパンケアサービス様では同サービスの運営ノウハウとケアコールシステムをセットにして、他の介護事業者に販売するという事業にも取り組まれています。
ジャパンケアサービス様の取締役であり、システム販売部の部長も兼任されている、瀬戸口信也様にお話をうかがいました。
「医療施設にしても介護施設にしてもナースコールやケアコールが設置されていないところはありません。それと同じ環境を在宅介護にもという発想で、夜間対応型訪問介護は始まりました。しかし、なぜ夜間だけなのかなど、課題もまだたくさんあります。一部のエリアでは昼間もコールを受け付けるサービスを開始していますが、人員確保の問題、制度上の問題などもあって、なかなかすべてのエリアで実施するまでに至っていません。理想は、全国どこの家庭でも、24時間365日、何かあればすぐに駆けつけられる体制を整えること。一事業者だけでは難しいかもしれませんが、介護保険制度もそういう流れになってきており、在宅介護家庭には一家に一台必ずケアコール機が設置される時代が来るのもそう遠い話ではないと思います。NECマグナスコミュニケーションズさんにもご協力をいただきながら、ぜひ理想の実現を目指していきたいですね」。
今後、在宅介護の必要性がますます高まっていくことは間違いありません。ジャパンケアサービス様のサービスの進化に合わせて、弊社もつねに新しいシステムをご提案させていただくことで、高齢者福祉の充実に少しでも貢献できたらと考えています。
加藤直美様(東京本部 夜間対応型訪問介護サービス統括)
「ケアコール端末は操作も簡単で利用者さんに喜ばれています。でも、中には難聴の方や会話の不自由な方、指でボタンを押せない方などもいらっしゃるので、いずれはそういう方々にも使える端末ができるといいですね」。
永井晶子様(東京本部 夜間対応型訪問介護サービス統括)
「夜中に目が覚めて不安になってコールされる利用者さんもおられます。そういう方には“今○時ですから、あと△時間でヘルパーさんが来ますからね”とお伝えするだけでも、安心してくださるんです」。
弊社営業担当からのコメント
導入から3年が立ち、株式会社ジャパンケアサービス様ご協力のもと管理者様利用者様の立場にたったシステム作りをお手伝いさせて頂きました。
今後弊社としても、介護業界の流れをつかみながら、より良い製品をつくらせていただきたいと考えております。
末永いお付き合いを宜しくお願い致します。
NEC マグナスコミュニケーション株式会社
第二営業部 中村圭太
株式会社ジャパンケアサービス 様
東日本を中心に全国約600ヵ所の介護事業所「ハッピー」を拠点に、地域に密着した多様な高齢者介護サービスを実施しています。つねに利用者に本当に必要なサービスは何かを追求し、従来の訪問介護サービスの枠を超えた『夜間対応型訪問介護』を実現するなど、新たな介護サービスの創造にも積極的に取り組んでいます。また、同社は株式会社ジャパンケアサービスグループ様の一事業会社であり、グループ全体として介護施設の運営、福祉用品の販売、食事・食材の提供など、多角的に介護関連事業を展開しています。
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所在地:〒170-0004 東京都豊島区北大塚1丁目13番15号
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TEL:03-5974-7788
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URL:
http://www.japan-care.com
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設立:平成2(1990)年12月
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事業内容:居宅介護支援事業、訪問介護サービス、夜間対応型訪問介護など、各種介護サービス事業