日本海に面した厳しい自然環境に加え、2007年には能登半島地震を経験し、さらに北陸電力の志賀原子力発電所を抱える志賀町では、防災行政無線はなくてはならない存在です。旧来のアナログ防災無線では、屋外に設置されたスピーカーのほかに、各家庭に置かれた戸別受信機でも放送を聞くことができましたが、電波状態の悪い地域では「音が聞き取れない」「さっき何の放送だったの」など放送の後には問い合わせがひっきりなしでした。そこで、防災行政無線設備のデジタル化に併せて、地デジ放送にも対応したCATVやブロードバンドサービスを提供できるインフラとして、FTTH(Fiber
To The Home)ネットワークを敷設。これまでの戸別受信機に代えて、町内全世帯に、IP電話やブロードバンドサービスの端末としても活用できる「IP告知放送端末」を設置、そのネットワークをデジタル防災無線にも接続して、防災無線とIP告知放送が融合した志賀町独自のシステムを構築しました。